春のベルリンから...

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    ベルリン・グリューナウ地区

    皆さま、こんにちは!ゴールデンウィークも終わり、あっという間に5月も中旬ですね。私は4週間の日本滞在を無事に終え、ドイツに戻って早2週間が過ぎました。

    今回の帰国でも、子どもから年配の方まで、また初心者からプロの方まで、とても熱心な皆さんに出会い、レッスンをさせていただきました。共有する時間の中で、疑問や課題が少しずつ解決していき、私自身も大変勉強になりました。

    4月22日には宇都宮でトリオの演奏会がありました。一連のフルートリサイタルでもお世話になったピアノのゲルティンガー祥子さんや仙台フィル首席チェロ奏者の三宅進さんとご一緒させていただき、モーツァルト、ドビュッシー、ヴィラ=ロボス、ウェーバー、三善晃と多彩なプログラムを演奏いたしました。試みとして、ドビュッシーのヴァイオリンソナタをフルートで演奏しました。弦楽器に比べると表現力に乏しいフルートでどんなことができるのか、色々と研究するよい機会となりました。今後もこの曲を演奏できる機会があれば良いなと思っております。

    ドイツに戻ってきてからは、学校のレッスンやシャルロッテンブルク宮殿での演奏が中心の生活です。3月にフルートを始めた15歳の少年は、私がいない間に低中音域をすっかりマスターしていました。グループレッスンを受けている小学生達は、自習で始めた曲を録音してメールしてくれました。私のサポートがなくても、自主的にフルートを楽しんでいるのは嬉しいし頼もしいものですね。

    ところでその15歳の少年は音楽学校から楽器を借りています。恐らく1970年代に製作された東ドイツ製の楽器なのですが、とてもいい音がするのです。ドイツでも段々ドイツ製の楽器を見かけなくなっているのですが、貸し出し用の楽器とは言え、こういう楽器がまだ吹かれているのはとても喜ばしいことです。ちなみにその楽器にはかまぼこ(左手人差し指の楽器に当たる部分に台のようになった銀が半田付けされており、木管フルートのように構えることができます)やウェーブの歌口(リッププレートが歌口に向かって盛り上がっており、息が集まりやすくなっています)があり、それもまた歴史を感じます。

    この春、シャルロッテンブルク宮殿ではモーツァルトプログラムを、学校の講師で企画した演奏会ではフンメルのフルートソナタを演奏します。夏の帰国でも少し演奏する機会があるので、曲探しをしたり、秋吉台の講習会の準備をしたり、フルートで色々な実験をしたり、と楽しくも充実した毎日を過ごしております。


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